2022年02月07日
「脱毛施術の後、脱毛箇所にニキビのようなものができた…」という方も珍しくありません。
このニキビのようなものは実はニキビではなく、「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼ばれる皮膚炎なのです。
本記事では、脱毛後にニキビのような「毛嚢炎」ができる原因についてご紹介していきます。
「毛嚢炎(もうのうえん)」って何?ニキビとは違うの?
「毛嚢炎(もうのうえん)」とは、ニキビのようなブツブツとしたものが肌に表れてしまう一種の皮膚炎です。
肌が痛んだり弱くなったりしていると毛穴奥の毛包部分に雑菌が感染し、毛嚢炎ができてしまいやすくなるのです。
一見ニキビのような小判型の見た目をしているのですが、厳密にはニキビとは別物になります。
そのため、ニキビの治療薬を毛嚢炎に使った場合でも効果は感じられないでしょう。
脱毛後に「毛嚢炎」ができるのはなぜ?
医療脱毛・エステ脱毛問わず、脱毛施術後に毛嚢炎ができてしまうことがあります。
その理由としては、ムダ毛の毛根部分にレーザーを当てると、肌のバリア機能も一緒に破壊されてしまうためです。
肌はこのバリア機能を破壊されてしまうと細菌から肌を守れなくなります。
そうなると皮膚表面の菌が毛穴に入り込んで炎症を起こしてしまい、毛嚢炎ができるというわけなのです。
また肌にレーザーを照射することで肌は乾燥してしまい、毛穴周辺にダメージを受けてしまいやすくなるということが原因であるとも考えられます。
細菌がダメージを受けた毛穴内に入り込んで、毛嚢炎を引き起こしてしまうこともあるため、脱毛施術後にはケアが必要なのです。
脱毛施術後に毛嚢炎ができてしまったらクリニック・サロンに相談を!
脱毛施術後に毛嚢炎ができてしまった場合、脱毛に通っているクリニック・サロンに相談するようにしましょう。
保証内容や制度はそれぞれの店舗で異なるのですが、医療機関のクリニックの場合、診察や薬の処方を行ってもらえることがあります。
サロンの場合は提携している医療機関を紹介してくれるということもあるため、どのような場合であってもまずは早めに相談することが大切です。
おわりに
本記事では、脱毛後にニキビのような「毛嚢炎」ができる原因についてご紹介しました。
「毛嚢炎」はニキビとは別物です。
毛包の部分に細菌が感染してしまい、引き起こされる肌の炎症なのです。
毛嚢炎ができてしまった場合には原因を突き止めたうえで、早めに通われている脱毛クリニックに相談しに行くようにしましょう。