2022年01月23日
「顔にたるみがでてきた…」「肌にハリがほしい…」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
本記事ではリフトアップ治療の一つである「サーマクール」について、どのような効果があるのかもあわせてご紹介していきます。
サーマクールとは?
サーマクールでは、「RF波」と呼ばれるレーザー光線の何倍もの強さをもつエネルギーを活用し、皮膚深部・皮下組織・脂肪層に熱刺激を加えることでリフトアップを目指す治療を言います。
この刺激を肌が受けることで、コラーゲンの生成が促進され、肌の引き締め・たるみ改善に導いてくれるのです。
サーマクールの効果が目に見えて現れるのは、施術後の24時間以内です。
肌にハリ・ツヤが生まれ、ツルツルとした「たまご肌」になっていきます。
またその後も2~3ヶ月の経過に伴ってその効果を少しずつ実感していくことになるでしょう。
サーマクールがたるみに効く仕組み
コラーゲンは元々、熱で縮むという性質をもっています。
焼肉時のお肉を想像されると分かりやすいかもしれません。
サーマクールの皮膚への影響も、焼肉・ステーキなどお肉を焼いた時の反応と同じなのです。
真皮層にサーマクールで熱を与えていくと、タンパク質の熱変性により真皮のコラーゲンが収縮するため皮膚も収縮します。
その結果、顔のたるみが引き締まり、たるみが改善されるという仕組みです。
また熱変性を引き起こすことによって本来の細胞の形状が失われて、一時的ではありますが細胞の保水性は失われます。
サーマクールで毛穴が改善されることも
サーマクールを顔に照射することで、見た目としてはほとんど変化がなくとも真皮・筋膜の部分は軽く火傷をおこした状態になります。
肌はその火傷を感知し、修復するために真皮内でコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを作り出す「真皮線維芽細胞」が火傷部分に集結します。
熱変性により溶け出したコラーゲンを修復するため、再度新しいコラーゲンが生成されていくのです。
これは、人が傷を治していく過程と同じ流れです。
火傷によってダメージを受けた肌の内部を修復するため、活性化された「真皮線維芽細胞」の働きによって肌にハリ・ツヤを感じたり、毛穴が目立たなくなってきたりといった嬉しい効果が期待できます。
おわりに
本記事ではリフトアップ治療の一つである「サーマクール」について、どのような効果があるのかもあわせてご紹介しました。
サーマクールで皮膚深部・皮下組織・脂肪層といった部分に熱刺激を加えていき、リフトアップの効果を実感していきましょう。