2021年12月18日
「脱毛施術後、少し毛が生えていたので毛抜きを使ってムダ毛を抜いた」という方も少なくありません。
しかし、本来毛抜きでムダ毛を抜くことはNGとされているのです。
本記事では、脱毛後に毛抜きを使うのがNGな理由についていくつかご紹介していきます。
脱毛効果が得にくくなるため
脱毛施術に用いられるレーザーは、ムダ毛の黒いメラニン色素に反応することで脱毛が行われます。
ただ毛抜きを使って毛根まで抜いてしまうと、レーザーの反応するメラニン色素がなくなってしまうため脱毛効果を得ることができなくなってしまうのです。
ムダ毛の周期が乱れるため
ムダ毛の周期とは、ムダ毛が生えてきて抜け落ちるまでのサイクルのことを指します。
このムダ毛のサイクルとしては、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階が繰り返し行われていることを指します。
この3つの段階の中でも脱毛レーザーを照射して脱毛効果が得ることができるのは、成長期中のムダ毛のみになります。
そのため、一般的に脱毛施術に通う頻度としては2~3ヶ月に一回がベストであると言われているのです。
この頻度を守って通うことで、「成長期のムダ毛」に対して効率的にアプローチすることができるのです。
ただ、ムダ毛を毛抜きで抜くと成長期中のムダ毛が「休止期」に入ってしまいます。
脱毛効果を得ることができなくなるうえ、ムダ毛の周期も乱れるため、脱毛がスムーズに進められなくなるのです。
埋没毛が起きやすくなるため
毛抜きでムダ毛を無理やり引き抜くと、皮膚がダメージを受ける反動として、皮膚表面の角質が厚くなってしまい、ムダ毛が埋まったままになってしまうことがあるのです。
埋没毛ができると脱毛レーザーの反応も悪くなり、脱毛施術が思ったように進みにくくなってしまうのです。
肌トラブルが引き起こされやすくなるため
毛抜きを使っての自己処理は、肌トラブルをも引き起こしやすくなります。
ムダ毛を抜いた後というのは雑菌が毛穴に入り込みやすくなると言われており、皮膚炎・炎症など肌トラブルを引き起こすリスクも上がってしまいます。
またこの肌トラブルが起きている部分に脱毛レーザーを照射すると、症状が一層悪くなってしまう可能性があるのです。
おわりに
本記事では、脱毛後に毛抜きを使うのがNGな理由についていくつかご紹介しました。
毛抜きを使ってムダ毛を抜くと、その後の脱毛効果が低下すると言われています。
毛が生えてきたのを見つけても、決して毛抜きは使わずにムダ毛を処理するようにしましょう。