2021年10月02日
「妊娠中だけど脱毛ってできるの?」と疑問をかかえる女性も多いもの。
今回は妊娠中の脱毛は大丈夫なのかという内容について、赤ちゃんへの影響も併せてご紹介していきます。
妊娠中の脱毛はNG!その理由は?
妊娠中の脱毛はNGとされています。
その理由をいくつか以下に挙げてみました。
肌トラブルが起こりやすくなってしまうため
妊娠中というのはホルモンバランスが崩れやすくなる傾向にあります。
ホルモンバランスが崩れると肌も敏感になり、医療レーザーの熱を受けて肌の赤みや痛みがおきやすくなってしまうのです。
肌に炎症が起きると黒ずみにもなりやすいため、妊娠中の脱毛は避けるべきだと言われているのです。
肌トラブルの症状が悪化すると次の脱毛施術を受けられなくなる可能性もあります。
予定していた以上に脱毛に時間がかかってしまうことがあるのです。
脱毛効果があらわれにくい傾向にあるため
先述の通りですが、妊娠中というのはホルモンバランスが崩れやすい傾向にあります。
これに従って毛が生え変わるサイクルも崩れやすくなるのです。
このサイクルに合わせて医療レーザーを照射しなければ、脱毛効果を充分に得ることができなくなってしまいます。
気分が悪くなってしまう可能性があるため
脱毛施術を受ける最中は、同じ体勢を取り続けなければなりません。
ただ妊娠中というのはお腹が大きくなっているため、長時間同じ体勢を取り続けることが難しくなってしまいます。
無理をして同じ体勢を取り続けると気分が悪くなり、体調を崩してしまう可能性もあるのです。
血の巡りが悪くなることでむくみの症状が強くあらわれたり、めまい・立ちくらみがおきたりといった危険な状態にもなり兼ねません。
妊娠中に脱毛施術を受けることは母体を危険な目に晒しかねないため、避けるのが良いとされています。
お腹の赤ちゃんに影響はあるの?
「妊娠中に脱毛施術を受けたらお腹の赤ちゃんに影響がありそう…」というイメージがありますよね。
事実として、脱毛施術によってお腹の赤ちゃんに悪影響が及んだという報告はこれまでありません。
医療レーザー・光脱毛どちらにおいても、脱毛機器はムダ毛のメラニン色素に反応するため、お腹の赤ちゃんにまで影響が及ぶということはないのです。
しかし、赤ちゃんへの影響ははっきりと分からないことも多いため、やはり万が一のことを考えると妊娠中の脱毛は避けておいた方が良いでしょう。
出産後に脱毛を始めるタイミングは?
出産後に脱毛を始める・再開するタイミングは、生理が2~3回来て、生理周期が安定した頃がおすすめです。
また、ほとんどの脱毛サロンやクリニックでは、授乳が終わった後ということも条件になっており、体調が変化しやすく、薬の影響を受けやすい授乳中はもう少し脱毛を我慢する必要があります。
脱毛サロンやクリニックでは脱毛中に妊娠がわかった場合、脱毛をいったんストップすることができます。
そして産後、授乳が終了かつ安定した生理周期がやってきた際に連絡をすると、再度脱毛を再開させることが可能です。
おわりに
今回は妊娠中の脱毛は大丈夫なのかという内容について、赤ちゃんへの影響も併せてご紹介しました。
妊娠中の脱毛はさまざまなリスクが考えられるためNGとされています。
お腹の赤ちゃんを守るためにも、妊娠中の脱毛は避けるようにしましょう。