前回の続きです★★
今回は医療脱毛とエステ脱毛の違いについてお話致します。
医療脱毛とエステサロン脱毛の違いについてご存知でしょうか。
「違いがよく分からない」という方のために
脱毛の仕組み、費用、通う期間の違いについてご説明いたします。
■脱毛の仕組みの違い
「医療脱毛の仕組み」
医療脱毛は医療レーザーを毛根に照射します。
成長期の毛根にレーザーを当てることで、細胞を破壊し
発毛を抑えることにより高い脱毛効果を維持します。
一回の照射での脱毛効果が高く、ムダ毛が生え変わる度に照射をすれば、
少ない回数で脱毛効果を実感できます。
「エステサロン脱毛の仕組み」
エステサロンで受ける脱毛はフラッシュ(光)脱毛といい、
毛根のメラニン色素に光を当てることで、
一時的に毛が生えてくる状態を抑える施術です。
何度も繰り返し光を照射することで、
毛穴の組織はダメージを受け、生えてくる毛が産毛のように細くなっていきますが、
細胞が残っている限りいつか毛が再生し始めます。
■費用の違い
「医療脱毛は費用がかかる」と言われるのはどうしてでしょうか。
理由は機器やスタッフにあります。
「医療脱毛クリニック」
医療脱毛で使用されている機器は、高い安全性が認められており、
エステサロンで使用されている脱毛機器よりも性能が良いものです。
さらに毛根の細胞を破壊することは医療行為にあたるため、
スタッフは医師免許や看護資格を持っています。
施術中や後の肌トラブルを診察したり、
処置するための薬が常備されているため脱毛費用が高くなります。
「エステサロン脱毛」
エステサロンで使用されている機器は、
医療脱毛の機器よりも出力数が小さく、
脱毛機器の操作は研修を受けたスタッフが担当します。
エステサロン脱毛は医療行為を行なっていないので
国家資格を持っていなくても施術ができます。
そのため人件費を抑えることができるのです。
さらに口コミで知名度を広げて広告費を抑えたり、
格安キャンペーンを打ち出してお客さんを集め
他のメニューに移行してもらうなど、コース料金が安くなる工夫が沢山とられています。
■期間の違い
医療脱毛とエステサロン脱毛の仕組みの違いでもお伝えした通り、
医療脱毛は毛根の細胞を破壊するため、
毛の再生率が低く、少ない回数で脱毛が完了します。
平均で4~6回、期間にして1年~2年で脱毛が完了します。
エステサロン脱毛は、毛根に光を当てて少しずつダメージを与えていきます。
再生した毛は徐々に細くなり、やがて目立ちにくくなる、生えてこなくなるとった流れです。
そのため部位によりますが、
平均で12回~18回、期間にして1~5年ほどかかります。
★医療脱毛に向いているのはこんな人★
医療脱毛はどのような人に向いているのでしょうか。
■脱毛期間を短くしたい人
医療脱毛は、1回の脱毛効果が高いので
「少ない回数で早くムダ毛を無くしたい人」に向いています。
医療脱毛は、毛周期に合わせて4~6回の脱毛で完了します。
医療用レーザーは毛根の細胞を破壊するため、
高い脱毛効果が実感できます。
目に付きやすい腕や脚、脇などの部分はしっかり脱毛したいという人には
医療脱毛がおすすめです。
4.医療レーザー機器のめまぐるしい進歩
数年前までは、エステサロンでも、クリニックでも、
全身脱毛する場合、5時間から8時間くらいの時間を有しました。
そのため、上半身と下半身を別の日に施術することも珍しくはありませんでした。
照射するスピードが遅く、照射面積も小さかったためです。
しかし、ここ最近医療レーザー機器はめまぐるしい進歩により、
照射スピードも、照射面積も大きく進化しました。
最新の蓄熱式医療レーザー機器は、1秒間に20ショットの連射が可能な機器も存在します。
そのような医療レーザー機器を使用した場合、
全身脱毛が1時間前後で終了する事が可能となりました。
結果、全身脱毛治療に費やす人件費が1/5~1/8に節減する事ができました。
現在では、回数、施術時間などを考慮すると、エステもクリニックも価格差は無くなり、
毎回の交通費や拘束される時間を考えると、
クリニックの医療レーザー脱毛のほうがお得な場合も少なくありません。
皆さんも一度、完了するまでのトータルで比較してみてはいかがでしょうか?